「住宅価格20%下落もありえる」

Citiが住宅不動産市場冷え込みシナリオで試算

 投資銀行Citiが、住宅不動産市場が冷え込みのシナリオで試算し、「住宅価格が20%下落し、住宅不動産販売が80%落ちることもありえる」としている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 Citiでは、「市場が冷え込むとピークと谷間では最高80%程度の落ち込みになることもある。住宅部門の一部には、今後1年から2年の間に住宅価格が10%から20%下落する確率を90%と判断している者もいる。住宅価格は住宅不動産販売量に追随する傾向があり、住宅不動産販売件数はすでに下がり始めている。このまま続けば住宅価格も下げ圧力がかかる」と語っている。

 ただし、Citiも、「短期的には市場がどちらの方向に動くかということについては意見が分かれている」と語っている。

 「強気な市場筋は、住宅地の問題が住宅価格の上げ圧力になっており、過去1年間に比べるとゆっくりとした変化になるが値上がり傾向は続くと見ている。弱気な市場筋は住宅不動産売買成約率も投資家の動きも下り坂になっており、また住宅ローンの利率が上がっていること、また、中国で資本の規制が強まっており、中国人の不動産への関心が下がっている。そのため、60万ドルから200万ドルの価格帯のアパート物件の先行販売が落ちていることを指摘している」と語っている。

 Citiの分析では首都圏の開発物件は農村部の物件よりは比較的順調に進むが、大規模開発では落ち方も激しいとしている。また、頂上と谷間では平均で70%くらいまで下がるが、2年くらいかかるのも普通だとしている。
■ソース
Housing volumes could plummet and prices tank, Citi says

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