QLD州首相、アダニ炭鉱開発資金問題で記者会見

「州政府は開発融資問題に関わらない」と発表

 11月3日、アナスタシア・パラシェイ(Palaszczuk、ABC、SBSのアナウンサーはパラシェイと発音しているが、英語発音はパラシュチュク、ポーランド語発音はパワシュチュクとの説あり。ここではABC、SBSの発音に拠っている)QLD州首相が特別記者会見し、キャンベラの自由国民党(LNP)が、パートナーの勤め先に関して州首相とパートナーに汚名を着せる動きをしていると発言、インドの企業、アダニ社が計画しているQLD州のカーマイケル炭鉱開発への10億ドル資金貸付問題には、今後QLD州政府は関わらないと語った。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 同社は炭鉱からグラッドストン石炭積み出し港までの鉄道建設の資金について連邦政府の炭鉱開発に好意的な条件のローンを申請しており、北部オーストラリアインフラストラクチャ基金(NAIF)が審査を続けている。

 また、パラシェイ州首相のパートナーのショーン・ドラブシュが勤め先のプライスウォーターハウスクーパーズ(PwC)でアダニ社の依頼を引き受けており、NAIFに提出する申請書作成にも加わっている。そのため、パラシェイ州首相は、「キャンベラのLNP上院議員の間で、QLD州議会選挙期間中に州首相の立場は利害の抵触に当たるとして、私とパートナーを中傷するキャンペーンを張ろうとしている」と語った。

 そのため、利害の抵触の中傷を無効にするため、資金貸付問題については州政府は関わらないと発表したもの。また、ドラブシュ氏はPwCで働いており、営業機密を守っている。そのため、最近までアダニ社の貸付申請書作成に加わっていることも知らなかった。また、局長が公職粛正委員にアドバイスを求めており、自分もそのアドバイスに従って州首相職を務めている。公職粛正委員は、州首相には何の不正行為もないと判断したと語っている。

 さらに、「アダニ社は政府の貸付を受けなくても炭鉱開発を進めることができる、と語った。

 ティム・ニコルスQLD州自由国民党党首は、「中傷キャンペーンについては何も知らない。州首相は、アダニ鉱山開発の仕事を州民から奪おうとしている」と批判した。
■ソース
Adani: Premier Annastacia Palaszczuk withdraws Government involvement in mine funding

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