アボカド、端境期で出荷量減少、価格暴騰に

喫茶店もアボカド使ったサラダやサンドイッチに困惑

 アボカドは良質の栄養が豊富で滑らかな舌触りのため、バターに代わる食品としてサラダやサンドイッチにも使われ、ファッショナブルな喫茶店では欠かせない食材になっている。

 ところが、現在、このアボカドの端境期に当たっており、出荷量が減少し、価格は高騰している。そのため、喫茶店ではサラダやサンドイッチに加えるアボカドの量を減らすなどで対策している。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 ケアンズの喫茶店では、「昨年の今頃はアボカドのトレーが$40から$50程度だったが、今はトレーで$90している」と語っている。また、スーパーマーケットなどでは1個$3.50から$9ほどの値段がついている。

 その喫茶店では、すりつぶしたアボカドを載せたトーストや半切りのアボカドがもっとも人気のあるメニューだが価格暴騰に困惑しており、アボカドの入ったメニューをすべて引き下げることも考えているが、目下のところはアボカドの量を減らすことで対応している。

 また、ブリスベンの卸売業者は、「最近のニュージーランド産とWA州産のアボカドは平均的な作物より軽めだった。しかも、どちらもいつもより早めに季節が終わってしまった。そのことと、アボカド・ブームのおかげで需給バランスが崩れてしまった。現在は一箱が$70程度になっており、1個が$6程度ということになる」と語っている。

 ただし、2月に入ればQLD州北部でアボカドの旬が始まり、市場にも新出荷の果実が出回るようになる。それも、アボカド・オーストラリアによると、早いところではすでにシェパード種のアボカドの出荷を始めており、例年のような2月中旬から後半よりも、第一週から第二週あたりで大量出荷ができるようになるのではないかと予想されている。また、出荷量も昨年の320万トレーから380万トレーと大幅増が予想されている。また、早めに出荷する農家は現在の高値の恩恵を受けることができると期待されている。
■ソース
Smashed avocado under strict cafe rationing as seasonal gap bites sending prices skyrocketing

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