エネルギー企業AGL、ハンターの火力発電能力拡大

リデル発電所閉鎖後の電力供給源確保に

 2月28日、エネルギー企業AGL社は、NSW州ハンター地域にあるベイズウォーター火力発電所を2億ドルの予算をかけて改良し、発電能力も拡大する計画を発表した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 マスウェルブルックのこの石炭火力発電所プロジェクトは、老朽化し、改修の経費をかけても採算が取れないリデル火力発電所の閉鎖に伴う1,000MWの電力供給減を補う計画の一環としている。

 AGLマコーリーのケート・コーツ・ジェネラル・マネージャは、「この改良工事で同発電所の排気を増やすことなく発電能力を拡大することができる。このプロジェクトではタービンも新しい設計のものに交換し、発電所全体の効率も向上させ、石炭消費量を増やすことなく発電量だけを引き上げることができる」と語っている。

 また、タービン交換だけでも100MWの発電能力増になり、これは平均的な世帯10万戸をまかなうのに十分な電力量である。

 プロジェクト開始は2019年2月に計画されており、4年をかけて工事が行われ、タービン4基すべてが新型に交換され、2022年には発電を開始する。

 同社は、2017年12月に、クリーン・エネルギーへの移行の一段階として2022年にはリデル火力発電所を閉鎖すると発表していた。その際にベイズウォーター火力発電所の改良も取り上げられていたが具体的な計画が発表されたのは今回が初めて。

 同社のこのプロジェクトはすでにNSW州計画環境省に提出され、審査を受けることになっている。また、改良プロジェクトの入札も済んでおり、東芝が筆頭の請負業者に指名されている。
■ソース
AGL plans $200 million upgrade at Bayswater Power Station as electricity shortage looms

新着記事

新着記事をもっと見る

NICHIGO CHANNEL

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る