NBN社、ワイヤレス、市部と郡部で格差料金計画

連邦政府の介入で直ちに中止を発表

 全国ブロードバンド・ネットワーク社(NBN Co)は、郡部のワイヤレス施設コストが都市部よりも高くつくことを理由に郡部のワイヤレス通信料金を都市部より高く設定する計画を発表したが、直ちに連邦政府の通信相が介入し、NBN社は計画発表から1日経たないうちに格差料金計画を中止した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 ミッチ・ファイフィールド通信相は、都市部、郡部に関わりなく、同クラスの固定回線と固定ワイヤレスの料金が同一になるよう政府が規制するとして、「労働党は、NBN社が固定ワイヤレスの料金を固定回線の料金より高くする考えだとしていたが、そうはならない」と語った。

 8月15日夜の連邦議会調査委員会でNBN Coのスティーブン・ルーCFOは、「新しい固定ワイヤレス料金を8月20日から実施する」ことを明らかにしていた。

 計画されていた料金体系は、都市部で月卸売り価格$45が固定ワイヤレス利用者には$65の料金になる予定だった。

 15日朝、労働党議員が連邦議事堂で記者会見を行い、政府に対してNBNの計画に介入するよう要求し、ファイフィールド大臣がこれに応えて介入した。

 8月16日にはNBN社のビル・モロウCEOが、「50megabit/sの固定ワイヤレス・プランで月額$65という料金は実施しない。施設経費は容易に吸収できるから固定ワイヤレスと固定回線で料金差は設けない」と発表している。

この1年で固定ワイヤレス接続のコストは1戸あたり$3,645から$3,757に上昇しているが、これは一部には回線混雑に対応するために技術を引き上げたことによるとされている。
 この格差料金問題はすでにABC放送が6月に伝えていた。
■ソース
NBN Co attempt to charge more in country than city lasts less than a day following government intervention

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