カンタス航空、A380エアバス未納入分契約取消す

エミレーツも中型機に切り替え、大型機時代の終焉

 2月8日付ABC放送(電子版)は、2006年にエアバス社に注文していたA380型機20機のうち、これまでに納入されている12機で注文契約を打ち切ることを伝えている。この8機の注文取り消してエアバス社は56億5,000万ドルの契約を失うことになる。

 カンタス航空の前にはエミレーツが注文していたA380型機の代わりにより小さなモデルに切り替える交渉を始めたことが伝えられていた。

 ただし、カンタス社は、「A380型機は当社のフリートには組み込まれておらず、これまでネットワーク計画の一部として位置づけられてきた。現行のA380型機の大規模な更新は予定通り2019年中期から始まり、かなり先まで現役で飛び続ける」と発表している。

 業界筋は、「これはA380の終焉」としているが、エアバス社は否定しており、544人乗りの四発ジェット機は成功作と見られているが、大型双発ジェット機の効率が急速に向上してきたため追い上げられ苦戦している。そのような双発機の成功作がボーイング社の787ドリームライナーで、カンタス社は国際路線に8機を就航させている。

 一方、エアバス社は、最小機体の110人乗りA220-100型機5機の注文取り消しがあったことを伝えている。この5機は匿名の政府や個人購入者の注文だった。

 2018年の受注競争ではボーイング社がエアバス社を追い抜いていることが伝えられたが、まだ詳しいデータは発表していない。
■ソース
Qantas officially cancels Airbus A380 order as manufacturer struggles to maintain production

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