シドニーのマンリー・フェリー、世代交代間近

フランス企業がより小型のカタマランを導入に

 シドニー・フェリーでもっとも利用客の多い航路、サーキュラ・キーとノース・ヘッドに近いマンリーを結ぶクリーム色と緑のツートン・カラーのフレッシュウォーター級フェリー4隻は30年を超える役目を終え、間もなく退役する予定が報道されている。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。

 双方向に走れるフレッシュウォーター級フェリーは1982年に就役しており、2か月前にフランスのトランスデブ社が向こう9年間、シドニー・フェリーを運営する13億ドルの契約を獲得したことで同社は、来年から新造船のエメラルド級フェリーをマンリー航路に就役させることになっている。従って、9年間はフレッシュウォーター級は退役することになる。

 公共交通問題市民団体「Action for Public Transport」のグレアム・テイラー氏は、「フレッシュウォーター級の退役は、フェリーの乗員も先週のミーティングで初めて知らされたばかりで、いつ退役するのかも明らかになっていない。しかし、フレッシュウォーターの船長はすでにエメラルド級の操船訓練を始めている。シドニー・ハーバーからフレッシュウォーター級の船が姿を消すというのは大きな損失だ。あの船はシドニーの象徴だし、その姿には計り知れない価値がある」と語っている。

 フレッシュウォーター級4隻は各約1000人の定員に対してエメラルド級カタマラン船は定員が約400人ほどと小型になっている。テイラー氏は、「4隻は夏の間フルに運航し、いつも満員になっている。夏の間は1日に45,000人を運んでいる」と語っている。

 州公共交通機関運営機関のTransport for NSWでは、「エメラルド級でもっと速く、もっと頻繁に運航することができるが、いつ頃交代するかはまだ決まっていない。また、フレッシュウォーター級のフェリーをどうするかもまだ決まっていない」と発表している。

 2年前には小型のレディ級フェリーで最後まで残っていた2隻が退役し、40年の幕を閉じている。
■ソース
Sydney’s ‘beloved’ Manly ferries face prospect of last sailings

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