インドネシアでプラスチックゴミのコンテナー荷揚げ禁止

ビジー社発の「有毒汚染」貨物と判定、豪に返送

 先日、ABC放送が、オーストラリアからインドネシアに輸出される産業資源の古紙にプラスチック・ゴミが混入されており、古紙再生業者がプラスチックを豆腐造りの零細企業に売り渡し、零細業者は有毒ガスを出すと知りつつプラスチックを燃料として使っていることを報じた。

 7月3日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)は、インドネシアでオーストラリアを含む先進国数か国からのコンテナーを検査し、中にびっしりとプラスチック・ゴミが詰め込まれ、得体の知れない液体やウジ虫が這い回っていることを確認、液体を分析した結果、有毒汚染物質と判定し、当局は有毒汚染物質をインドネシア国内に持ち込むことは認められない。輸入業者の責任で送り主に返送させると発表している。

 また、シドニー・モーニング・ヘラルド紙とメルボルンのエージ紙は、「送り状によると、送り主はオーストラリアの国際大手リサイクリング企業、ビジー社で、2019年5月21日付でメルボルンで検査され、「非B3」混合プラスチック・スクラップ、13.7トンとされている。「非B3」とは無毒の廃棄物という意味で、それが正しい記載であれば、インドネシアでも問題なく通関するはずだった。

 コンテナーはインドネシアのシンガポールに近いバタム島バトゥ・アンパ港に送られ、そこで税関係官が扉を開けたところ、悪臭が漂い、黒い液体が漏れ、しかもウジが這い回っていた。送り先は地元のリサイクリング企業ロイヤル・シトラ・ベルサマ社になっていた。当局が黒い液体を化学分析した結果、有毒な汚染物質と判定され、「B3」に認定されたため、インドネシア国内への持ち込みは禁止され、メルボルンに送り返されることになった。

 また、スラバヤのインドネシア税関の職員は、「他にも8基の混合廃棄物コンテナーをオーストラリアに送り返す予定になっている」ことを明らかにしている。この8基のコンテナーの書類は積荷を古紙のみとしているが、プラスチックも含まれ、他にもゴミが混じっていた。そのため、インドネシア当局は積荷を輸入を禁じられている「B3]に認定した。
■ソース
Visy Recycling behind ‘toxic’ plastic waste container in Indonesia

新着記事

新着記事をもっと見る

NICHIGO CHANNEL

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る