「契約の電力会社を変えても料金節約にはならず」

ABCTV「7.30」が「時間のムダ」と結論

 「電力料金が高くて不満なら契約電力会社を変えればいい」とは政府や規制機関のいうことだが、ABC放送(電子版)の時事番組「7.30」が調査した結果、電力料金は大して安くならず、単に時間のムダとの結論を明らかにしている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 また、政府が、「電力料金を引き下げる」と公約していたこともあるが、政府の政策で実際に利益を得るのは大手企業だけとも伝えられている。

 基本的な数字では、VIC州の5万近い世帯の電力料金の調査で、一番安い電力料金と平均料金では$300の差があることが判明している。また、契約会社を切り替えた世帯でも最安値の契約に比べると年間$255多く払っている。また、価格比較ウエブサイトを使って契約しても最安値契約を見つけることができない。

 この調査で基本的に明らかになったのは、まず、契約電力会社を変えても電力料金にほとんど変化はないということで、平均して年間$45の節約にしかなっておらず、最安値契約にはほど遠い。

 Victoria Energy Policy Centreが実施したこの調査の共同著者、ブルース・マウンテン氏は、「選んで切り替えれば大きな節約もできるのだがまだその格安契約が見つけられていない」と述べている。

 VIC州では平均世帯の年間電力料金は約$1,300で、全国平均の$1,700に比べると25%程度安くなっている。それでも最安値電力料金に比べると年間$300も高い。

 また、「一般的に、19の電力会社から200種から400種程度の電力料金プランを選ぶことができるようになっているが、それぞれのプランを調べて比較検討することは普通の消費者にはほとんど不可能なことだ。消費者の側がその選択の責任を負わされていることになる」と語っている。
■ソース
Paying high electricity bills? Making the switch to another provider may not make any difference

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