南ア・ウールワース、DJ買収提示

マイヤー提示額上回る

 オーストラリア国内のスーパーマーケットとは関係のない南アフリカの小売企業ウールワース社がデパート・チェーンのデビッド・ジョーンズ(DJ)買収額を提示していたことが報じられている。

 DJ役員会は南ア・ウールワースの一株$4の買収提示額を支持し、「これより有利な条件の提示がない。第三者による報告を待って株主にも買収支持の投票を求めたい」としている。

 南ア・ウールワースの買収総額は21億5,000万ドルとされている。DJは、南ア・ウールワースとの同社株全株取得契約 (SID) 交渉に入っており、現行条件でも株主は最近に発表された一株あたり10セントの配当維持できると規定されている。

 南ア・ウールワースとの買収契約は、競合デパートのマイヤーが2013年に密かに進め、2014年初めに明らかにされた対等合併で現金が全く動かないのとはかなり異なる。DJ役員会はマイヤーの提案を退けていた。4月9日に明らかにされたナンア・ウールワースの提示額は、8日のDJ株終値$3.19を25.4%上回る好条件で、マイヤーの提案が明らかにされた時のDJ株価に比べると39.4%上回っている。

 一方、マイヤーのバーニー・ブルックスCEOも同日付で「対等合併提案」を取り下げた。しかし、「価値評価については常に規律のある姿勢で臨んでおり、南ア・ウールワースの提示額はDJの価値を上回っていると考えている」と述べ、今後は自社の成長に専念する」と述べている。

 就任1か月のDJのゴードン・ケアンズ会長は、「DJは歴史のあるオーストラリアの代表的デパート。ナンア・ウールワースの提示は表示に魅力的だ」と語っている。

 この発表でDJ株価は午後零時42分には23%跳ね上がり、$3.92をつけた。(NP)

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