郵便料金大幅値上げと配達間引き

オーストラリア・ポスト利益56%減少

 3月3日、オーストラリア・ポストの利益の大幅減少の発表を受け、連邦政府のマルコム・タンブル通信相は、郵便料金値上げと配達回数間引きの計画を明らかにした。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 定形郵便物の郵送料金は現行の70セントから$1に引き上げられ、現行の週5回の配達を週2回の標準配達と特別料金契約で週5回配達の2本立てにする。

 3日朝の保守連合議員会議で、タンブル通信相は、「オーストラリア・ポスト側の透明性増進が求められる。配達2本立て制度は2015年9月まで実施しない」と語った。

 また、オーストラリア・ポストも全豪競争消費者委員会(ACCC)に定形郵便物料金値上げを申請した。ACCCは申請を却下することもできる。また、値上げが実施されても年金生活者、連邦コンセッション・カード保有者向けに60セント切手の発行は続き、クリスマス・カードの割引料金65セントも維持される。

 声明の中でタンブル通信相は、「国民の通信手段がインターネットに移っているため、オーストラリア・ポストの事業縮小は続いている。2008年当時と比べると封書郵便量は10億通減っており、売り上げ減は年間3億ドルを超える」と述べ、「これまで封書部門の損失を成長を続ける小包部門の利益で補ってきたが、今や損失が利益を上回るようになった。郵政改革がない限り、損失は今後10年で66億ドルにのぼり、郵便部門の損失は121億ドルに達する」と続けている。

 また、「郵便の量が減っているにもかかわらず未だに月曜日から金曜日まで配達しなければならない。改革が行われた場合、雇用減があり得るができる限り配置転換で処理し、余剰人員整理は最後の手段だ」と述べている。
■ソース
Australia Post: Malcolm Turnbull confirms plans for two-tier mail service, wants postage stamp cost to rise from 70c to $1

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