第二次世界大戦の英兵、100歳を女性100人と祝う

スーパーでの立ち話から70数年前の夢かなう

 オーストラリアに移住し、今はNSW州ニューカッスル市近くに住む第二次世界大戦の元英兵が戦争勃発時の夢を実現、100歳の誕生日を100人の女性と祝った。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 第二次世界大戦勃発時、ダグ・カニンガムさんはインドに派遣されており、将校として兵士を率いていたため、「万が一の時には互いに命を預けなければならない兵士達の気持ちを知っておこうと考え、戦争が終わったら何をしたいかと尋ねた。兵士達は、でも、戦争は始まったばかりですよ、と言った。だから、戦争はいつかは終わらなければならない。その時に何をしたいかと重ねて尋ねた」と語っている。

 「結婚して子供を10人作りたいという者もいれば、大学に行きたい者などいろんな夢を持っていた。部屋の後にいた兵士が、戦争が終わったら、あなたはどうするつもりですか、と聞いた。そこで、100歳まで生きて、誕生日を100人の女性に囲まれたい、と言ったから兵士達はみんな指笛を鳴らしたり、大笑いしたりだった」と語っている。

 戦後、カニンガムさんは妻とオーストラリアに移住し、長年シドニー・モーニング・ヘラルド紙で働き、退職後はレーク・マコーリーのスワンシーに住み着いたが、何年も前に妻も世を去り、一人で暮らしていた。ある日、地元のスーパーマーケットのレジの女性がカニンガムさんの歳を訊いた。歳を答えると、「じゃあ、もうじき100歳ね」と言った。「そうだよ、100歳の誕生日を100人の女性に囲まれて祝いたい」とカニンガムさんが答えると、レジの女性が、「誕生日に集まるようにみんなに話しかけてみるわね」と言ってくれたとのことで、カニンガムさんの誕生日の2月23日より少し早く、18日の誕生日パーティにめでたく地元女性100人が集まり、カニンガムさんの70数年の夢が実現する運びとなった。
■ソース
Wartime wish turns to reality as Newcastle man celebrates 100th birthday with 100 women

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