今年もメルボルンで赤毛の人々のお祭り開かれる

ジンジャー・プライド・パレードに千人超が参加

 欧米では古くから黄褐色から赤褐色にかけての髪は「赤毛(redhead)やジンジャー(ショウガ色)」と呼ばれてからかいやいじめの対象になりやすかった。実際には赤毛と呼ばれる髪色はかなりの広がりがあるが、特に映画や小説ではアイルランド人の赤毛の女性は「短気」という紋切り型のイメージで扱われることがある。

 2016年、赤毛の人達がメルボルンで、赤毛を誇るイベント「ジンジャー・プライド・パレード」を開催した。今年はその2回目で千人を超える赤毛の人々が赤毛を祝った。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 4月29日、この日、赤毛を誇る人々やそのサポーターがフェデレーション・スクエアに集まった。

 主催者のアーロン・ウェブ氏は、「赤毛は人口の1%から2%程度でMC1R遺伝子を持った人々。このパレードはそのユニークな形質を祝うもの」と語っている。

 また、「今年は家族連れの参加が増えたため、規模も大きくなった。また、子供は学校でイジメを受けやすいこともあり、このようなイベントが子供に自信を与えることができる。ほとんどの場合、学校を卒業する頃には赤毛を理由にしたイジメを克服し、赤毛を名誉の勲章と考えるようになるが、一部の子供はイジメに苦しんでいる」と語っている。

 ウェブ氏の言葉は、参加者の多くが持っている気持ちでもある。

 メルボルンの女性は、「子供時代にイジメを受けていた時には思わなかったけれど、今となっては、’fanta pants’や’ginger ninja’のようなからかいの言葉も愛着がある。それでも、同じ境遇を抱えている人々と交わることは素敵だ」と語っている。

 このイベントは、子供に対する暴力やイジメをなくすことを目指す慈善団体「Alannah and Madeline Foundation」のための募金も兼ねている。
■ソース
Ginger Pride parade: More than 1,000 redheads turn out to celebrate in Melbourne

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