裏庭のワニやエミューも付けてそのまま居抜きで

北部準州の有名なアウトバック・パブが競売に

 北部準州のダーウィンからアデレードに向けて500kmスチュアート・ハイウェイを南に下ったラリマーの有名な「ピンク・パンサー・パブ」が競売にかけられることになったと報道されている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 このパブの正式の名前は「ラリマー・ウェイサイド・イン」だが、表にいくつもピンク・パンサーの大きな置物があることからそのあだ名が付いた。

 この物件の売却条件は正真正銘の居抜きで建物、商品、認可や権利、骨董店のような屋内のポスターやアキューブラ・ハットなどから建物の外にある囲いのワニやエミューなどまですべて含められている。

 人口11人のラリマーの中心になっているこのパブの経営者、バリー・シャープさんは15年間パブを切り盛りしてきたが前立腺がんのため思うように働けなくなり、売却する決心をしたが、町の住民ともども、誰かが買い取って店を続けることを希望している。このパブはグレイハウンド・バス停留所であり、周辺牧場の人々の郵便局でありと様々な便宜をはかってきた。

 このパブにはもう一ついわれがあり、2017年12月、住民の一人、アイルランド生まれのパディ・モリアティさん(70)と飼い犬のケリーが失踪する前に最後に姿を見せたのがこの店だった。また、その失踪がいくつもの長年の確執を表沙汰にした。

 シャープさんは常連のモリアティさんと親友だったが、モリアティさんの失踪以来、町の雰囲気も変わってしまったと語っている。

 週末の競売では希望価格に達せず、再度競売が開かれる。
■ソース
World-famous Larrimah outback pub up for sale, crocodiles included

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