荒れ野ではぐれた犬、220km旅して飼い主と再会

通りがかりの旅行者に拾われ、イベント会場で

 QLD州最西部の荒れ野のまっただ中にあるバーズビル。砂漠のまっただ中で旅行者に拾われた犬が、その町のはずれでで開かれていたバーズビル・ビッグ・レッド・バッシュで飼い主と再会した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 この犬、ピップの拾い主、マル・ミードさんは、SA州の北東角、イナミンカからQLD州南西角に近いバーズビルのイベントに向かうコンボイに参加していたが、バーズビルの西35km、ウォーカーズ・クロッシングのはずれでキャンプしていた時にどこからも犬が現れ、そのままコンボイの一行になついたため、バーズビルにちなんで「バーディ」という名前を付けた。かわいがられていたと見えていい性格をした犬だ、と語っている。

 毎年赤い砂漠で開かれ、9000人ほどが集まる会場に着いた後、ミードさんがバーディとヨガ・クラスに歩いている時にABCラジオ・プロデューサのダン・プロッサー氏と出会った。そこで、バーディとの出会いを話し、プロッサー氏はその話をラジオで流した。

 その放送を聞いた人が友人のシャノン・ベルさんに犬のことを伝えた。「バーズビル・トラックで犬を拾った。オーストラリアでいちばん人なつっこい犬だと言ってた。バーズビル・トラックで犬を迷子にした人が何人もいるわけない。それはきっと自分の犬だ」とベルさんは考えた。ベルさんが仕事で小型トラックを走らせている時にピップがバーズビル・トラックで荷台から姿を消したのだった。

 ベルさんはフェースブックのメッセンジャーでABC放送に連絡し、ABC放送はバーディの写真をベルさんに送り、ベルさんは仕事を放り出してまた200kmの道のりを会場まで走った。しかし、会場の9000人のキャンプは広すぎた。ベルさんとプロッサー氏はキャンプ場をくまなく走り回り、ベルさんが諦めかけた時に携帯電話がけたたましく鳴り始めたという。

 ピップの拾い主がベルさんの話を知り、返したいと伝えてきたのだった。

 こうしていくつもの偶然が重なり、ベルさんとピップは再会することができた。

 ビッグ・レッド・バッシュは「ドッグ・フレンドリー・イベント」と呼ばれ、キャンプ場には400頭の犬が飼い主らとキャンプしている。
■ソース
Dog lost on the Birdsville track 200km from anywhere reunited with owner at the Big Red Bash

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