ケアンズでデング熱患者多数発生

蚊の退治と刺されないことが最大の防止策
 12月12日、QLD州北部で26人のデング熱患者発生が報告されており、医師は、この地域の住民や訪問者に対して、蚊に刺されないよう十分な注意を呼びかけている。
 11月以来の3型デング熱患者26人のうち、2人が入院を必要とした。デング出血熱は最悪の場合致死性もあり、特に幼児では厳しい症状が出る。ケアンズでは、2型デング熱の流行で29人が発病した2006年以来大流行は起きていなかった。QLD州保健局は、大規模なデング蚊退治作戦を実施し、住宅や事業所を訪れて裏庭のたまり水の点検やデング蚊退治のワナを設置する。Tropical Population Health Services (TPHS)の昆虫学者、スコット・リッチー氏は、「ケアンズ市民は、直ちに行動を起こし、デング熱発生阻止に協力しなければならない」と語っている。また、発熱、頭痛、発疹、食欲不振、嘔吐、下痢、疲労感などを感じた人はすぐに医師にかかるよう勧めている。
 デング熱には治療法もワクチンもないため、伝染を防ぐことが肝要で、そのためにはたまり水などに蚊の幼虫ボウフラが増えないようにすることがもっとも効果的になっている。また、庭の隅の古タイヤ、バケツ、玩具、植木鉢の皿、屋根の雨樋などもボウフラのわく水たまりになりやすいので注意が必要。(AAP)

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