家屋38戸、納屋など125棟が全焼

アデレード・ヒルズのブッシュファイア

 SA州アデレード北東のアデレード・ヒルズで先週末から燃えていたブッシュファイアは、家屋38戸、納屋など付属建物125棟を全半焼していた。サンプソン・フラットでは1月2日から燃え続けており、12,500ヘクタール以上を焼いている。

 ジェイ・ウェザリルSA州首相は、「一部の焼け跡は損傷が激しく、家屋なのか大型納屋なのか判別ができないため、家屋は最高38戸と表現することになる。事業所も4箇所が全半焼している。また、警察が被害状況を検証し、包括的に撮影している。特に被害の大きかったのはカースブルックの町で、12戸が全焼している。また、SA救急局は、ブッシュファイアの煙に巻き込まれて眼を傷めた人やかなり大ケガをしている人などすでに134人を治療している。また、敷地のゲートを修理していた男性の上に倒木が倒れかかり、ロイヤル・アデレード病院に運ばれたが重体。もう1人は極端な疲労でライエル・マキューイン病院に運ばれた。

 ウェザリル州首相は、「ヒツジ1000頭を移動、40頭が火災で焼死、51頭はヤケドがひどいため殺処分しなければならなかった。また火災現場の440頭の牛のうち14頭が焼死、7頭が殺処分された。野生動物についてはまだ正確な被害は明らかになっていない。ゴールデン・グローブとウィラストンの救援センターには416家族が登録、他に800人が一時的にセンターに頼ってきた。60家族が緊急宿泊所に移動した」と発表した。

 マウント・ロフティ山脈南部のサンプソン・フラット南西部から南部にかけての峻険な地域の火災がCFSの懸念の的になっており、火災前線周辺部の対策を急いでいる。

 気象庁のサイモン・チン主任予報官は、「1月7日には風向きが変わり、雷雨と強風が来る見込み。雷雨は消防士にとってはありがたいことだが、この雨は気まぐれに点々とした地域で降るため、火災現場には全然降らない可能性もある。しかも雷雨で新たに火災が起きる可能性もある」と発表している。
■ソース
Adelaide Hills bushfire: Up to 38 houses destroyed, Kersbrook worst hit

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