5日間行方不明の自閉症少年無事

キャンパー、住民も協力して捜索続け

 VIC州メルボルンの北東の湖畔のキャンプ場で4月3日朝、家族と離れて散歩に出かけた自閉症のルーク・シャンブルック君(11)がそのまま行方不明になって5日目、捜索のヘリコプターがルーク君を発見、直ちに地上に連絡し、捜索隊が急行した。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙〔電子版)が伝えた。

 発見現場はレーク・エイルドンのキャンプ場から3kmほどの地点のまばらなユーカリ林。警察のヘリコプターに備えられたビデオ・カメラにルーク君の姿が捉えられ、林の地面に横たわり、ヘリコプターを見つめるルーク君がはっきりと写っている。

 捜索を指揮する警察は「必ず発見する」と語っていたが、すでに夜は凍えるような寒さの秋になっておりルーク君の健康が気づかわれていた。この日の発見を警察は「奇跡的」と語っている。

 ヘリコプターの2分余りのビデオが公開されており、捜索隊が駆けつけ、ルーク君を救い出す光景が映されている。ポリス・エア・ウィングでヘリコプターに乗っていたブラッド・パスコー巡査部長代理は、「地上を探していて眼の隅に何かが見えた。かすかなものだったが、パイロットに指示して旋回させるのに十分な何かだった。近づいて、それが人間だということが分かった。ビデオカメラをズームさせてルーク君だと確認した。躍り上がるほどうれしかった。ヘリコプターに乗っている者も全員、子持ちだ。この4日間、ルーク君の家族がどんな気持ちで過ごしていたか痛いほど分かる。捜索に加わったみんなの努力が報われた思いだ」と語っている。

 3日、ルーク君行方不明の話が広まるとすぐにキャンプ場にいたキャンプ客が一斉にボランティアで捜索に協力すると申し出た。また、自分も自閉症の子供を持つというメルボルンの男性は2時間かけてキャンプ場にたどり着き、ボランティアを申し出たことが伝えられている。
■ソース
The moment 11 year old Luke Shambrook was found at Lake Eildon

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