消費者信頼感指数低下
2009年後半になって連邦銀行が連続して政策金利を引き上げ、3度目の利上げが実施された12月には消費者信頼感が再び低下している。
ウェストパック-メルボルン・インスチチュートの消費者信頼感指数は、12月には3.8%低下し、記録的な高さを記録した9月の水準から4.7%下がっている。しかし、ウェストパックの主任エコノミスト、ビル・エバンズ氏は、データ発表の場で、「利率上昇を考えれば、これでも『驚くほどつつましい低下幅』だ、私たちははるかに大きな下げ幅を予想していた」と語った。
12月1日、連邦銀行は、政策金利をさらに25ベーシス・ポイント引き上げ、利率を3.75%としたが、国内4大銀行のうち3銀行が政策金利上昇幅をはるかに上回る率で標準変動住宅ローン利率を引き上げた。その結果、2009年9月には5.75%前後だった標準変動住宅ローン利率が現在は6.5%から6.75%の間になっている。
これに比べると、2005年3月に連邦銀行が政策金利を25ベーシス・ポイント引き上げ、変動住宅ローン利率が7.05%から7.3%に引き上げられたときには、消費者景況感が15.5%と大暴落した。
エバンズ氏は、「2006年から2007年にかけての時は、住宅ローン利率が上がる度に景況感指数の方が二桁刻みで低下した。現在は、国民世帯の所得に対する負債の比率が当時と比べても高まっており、これ以上変動ローン利率が上がると世帯の家計が極端に不安定になる水準に近づきつつあると予想している。住宅ローンを抱えている消費者の信頼感指数は、12月に入って8.9%低下している一方で借家人の景況感は1.6%上昇、またローンなしの住宅所有者は4.1%減少した。(AAP)
