失業率、6%から6.3%に跳ね上がる

雇用増も求職者増に追いつけず

 8月6日、7月の失業率などのデータが公表された。7月には雇用増が大幅に増したにもかかわらず、求職者数が増えたため、失業率が6%から6.3%に上昇した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 失業率6.3%は80万人に相当する人口であり、1994年以来最大の数字になった。ただし、統計局(ABS)では7月には38,500人分の雇用が創出されている。

 エコノミストの予想は新雇用創出が1万人、失業率は6.1%に上昇という数字が中心だった。予想を上回る雇用増にもかかわらず、失業率が大幅に増えたのは労働力化率が0.3%上昇し、65.1%になったためで、労働力化率とは、15歳以上の国民総数に対して現に職に就いているか、職を探している人口の比率をいい、今回、求職者数が雇用増大を上回ったために求職活動をしながら職に就けなかった人が増えたことを意味する。

 セント・ジョージ銀行の主任エコノミストは、「失業率が上昇したが雇用者数も労働力率も上昇している。これは労働市場が堅調に推移していることを意味している。中銀(RBA)の利下げはやや遠ざかったといえる」と分析している。

 一方、フルタイム雇用が12,400人増え、パートタイム雇用も26,100人増えたにもかかわらず、総労働時間数は0.2%減っている。また、月ごとの変動を均したトレンド失業率は6.1%で前月と変化なし。また、労働力化率は、季節調整後で0.1%増えている。
■ソース
Unemployment jumps from 6 to 6.3pc, despite 38,500 extra jobs

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