豪GDP成長率厳しい落ち込み発表

豪ドル、70米セント以下に下がる

 9月2日付で発表された統計局(ABS)の数字で、オーストラリアの最新のGDP成長率が大幅に落ち込んでおり、それに伴い豪ドルも70米セントを切る水準に下がった。また、貿易収支も1兆ドルの赤字になっている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 ABSの2015年第2四半期のGDP成長率は0.2%で2013年第1四半期以来の最低率になった。2015年第1四半期には0.9%を記録しており、おおきな落ち込みになっている。また、エコノミストはGDP成長率を0.4%を予想していた。

 ABSでは、「鉱業と建設、さらに輸出も下がっており、その落ち込みが成長率に大きく跳ね返っている。2013年に加えて、QLD州の大水害の影響を受けた2011年初めや世界金融危機の2008年12月と並ぶ落ち込みようだ」と述べている。

 また、物価上昇率の影響を除いた名目ではGDP成長率は1.8%となり、これも1962年以来の低成長率になっている。また、同期の鉱業生産は3%減少しており、また純輸出もGDP成長率を0.6%引き下げている。

 ABSの発表前にも豪ドルは米ドルに対して2度、70米セント未満に下がったが、発表直後に69.86米セントに下がっている。このような豪ドル安は2009年以来。

 ジョー・ホッキー保守連合連邦財相は、「財政予測と一致している。わが国の貿易条件は過去50年以上で最大の落ち込みだが、今日の国民会計の数字はわが国の経済が順調に成長していることを示している」と語っている。
■ソース
Dollar falls below 70 US cents on back of sharp decline in GDP figures

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