失業率、6%に上昇、フルタイム大幅減

パートタイム増でも埋め合わせず

 統計局の新しい失業者統計が発表された。2016年1月、トータルで7,900人分の雇用減となり、失業率も6%に上昇した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 大方のアナリストは、昨年後半の好調さが持続し、雇用増が続くものと予想していただけにこの1月の数字は驚く結果になっている。19人のエコノミストを対象にしたロイターの調査では、失業率は5.8%で維持し、雇用は15,000人増えるものと予想されていた。

 もっとも厳しい数字は、フルタイム雇用が40,600人減ったことで、パートタイム雇用が32,700人増えたことで辛うじてトータル減が7,900人にとどまっている。

 また、総人口に対する就業中および求職活動中の労働年齢人口の比率を示す労働力率は65.2%を維持している。また、月々の細かな変動を均した失業率の長期的な推移を見ると、1月の失業率トレンドは5.9%から5.8%に下がっている。

 ABSのマクロエコノミック統計部では、「最新のデータから、トレンドでは、昨年1月の失業率6.2%から今年1月の5.8%と失業率は下がっている。また、就業率も61.4%と上昇している。2016年1月の就業人口は1年前に比べて302,000人ほど増えている。またフルタイム雇用もパートタイム雇用よりもよく伸びている」と述べている。

 ただし、最近半年のABSの雇用データに対してその信頼性を疑うエコノミストも多く、コムセックのクレーグ・ジェームズ主任エコノミストは、「1月の数字は、2015年第4四半期の数字が統計上伸びすぎたために縮小調整したのではないか。過去4か月間に平均で月3万人くらいの雇用増が続いている」と述べている。
■ソース
Unemployment rises to 6pc as nearly 8,000 jobs lost

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