中銀、政策金利またも据え置き

豪ドル高続くようならさらに利下げも

 4月5日の中銀(RBA)理事会は、現行政策金利2%を4月も維持することを決定した。2015年5月の利下げ以来11か月連続で2%を維持しているが、豪ドルか、インフレが今より上がるようならさらに利下げもありえるとの見通し。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 ブルームバーグが調査したエコノミスト26人全員が4月の政策金利据え置きを予想しており、番狂わせにはならなかった。また、金融市場では5月の利下げは3分の1程度の確率、8月までに50%の確率で利下げがあると見ている。

 中銀のグレン・スティーブンズ総裁は理事会後の声明で、「豪ドルが上がるようなら利下げのチャンスが大きくなる。最近になって豪ドルの価値が上がった。これは一つには地下資源価格の上昇が影響しているが、世界のどこかでの財政的動向が関わっていることもある。現在の状況では豪ドルが強くなると、現在進行中の経済調整がおかしなことになる」と述べている。

 スティーブンズ総裁の発表後も豪ドルは望み通りにはならず、午後2時45分には0.25%上昇して76.2米セントになった。また、総裁は、「4月後半に発表されるインフレ率次第で5月第一火曜日にはさらに利下げが必要になるかも知れない。低インフレが続くようならさらに財務政策緩和が必要になるだろう」と語っている。
■ソース
Interest rates on hold, but RBA stands ready to cut if dollar stays high

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