中銀、政策金利を記録的最低水準の1.5%維持

インフレ鈍化、エコノミスト全員が’予想15か月連続

 11月7日の中銀(RBA)理事会は、政策金利を現行の1.5%で据え置くことを決めた。1.5%は記録的な最低の数字であり、しかも15か月間連続でこの数字を維持している。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 インフレは鈍化しているが、今回の据え置き決定については、ブルームバーグが市場エコノミスト・リーダー27人を対象に予測を尋ねており、今回全員が据え置きと予測していた。

 中銀は2016年8月にそれまでの1.75%から0.25%ポイント引き下げていた。

 フィリップ・ロウ中銀総裁は、先月の据え置きについての声明をほぼそのまま繰り返し、「オーストラリア経済成長率予想はほとんど変わっていない。今後何年かのGDP成長率は少し向上し、平均3%程度になるだろう」と語っている。

 中銀が注目している経済シグナルはこの何か月かいくつか反対の方向を示している。中銀にとってプラスの兆候は雇用成長があり、企業の設備投資がようやく持ち直していること、2017年のこれまでに建築認可件数が急減していたがようやく安定を見せ、住宅価格もようやく落ち着いてきたことが挙げられる。

 マイナスの兆候としては、賃金成長率が依然としてはかばかしくなく、小売り部門の実績はさらに悪く、インフレも予想以上に小さくなっていることなどが挙げられる。

 ロウ総裁は、「実質でインフレはしばらく低いままになるだろう。賃金上昇率が低く、特に小売り部門で競争圧力が増している。経済が強くなってくれば次第にインフレも大きくなってくるだろう」と語っている。
■ソース
RBA leaves rates on hold at record low of 1.5 per cent

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