オーストラリアの株式市場で600億ドルの急落

ウォール街の急落に引きずられ、アジアにも波及

 ウォール街で株の売りが急増し、ダウ・ジョーンズが1,175ポイント下がった津波は太平洋を横断し、2月6日にはシドニーのASXでも総額600億ドルが煙と消えた。また、前日にも300億ドル下がっており、2日間の総額では900億ドルにのぼっている。ウォール街の先物取引でも、この余波が7日にも続くことを示している。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 オーストラリアではベンチマークのASX 200指数が6日終日下がり続け、ほとんどすべての業界の株価が影響を受け、3.2%下がって5,833ポイントで終わっている。また、全普通株指数も3.2%下がって5,930になっている。

 ASX 200の業界別で大きく下げたのはテクノロジーが5.1%、エネルギーが4.5%、ヘルス・ケアが4.2%などで、鉱業は、中国で鉄鉱石と鉄鋼の先物が好転しているとのニュースがあり、2.5%減にとどまっている。

 豪ドルは78.60米セントまで下げた。

 統計局(ABS)の新しい数字では小売売上高と貿易もはかばかしくなく、小売りは2017年12月に0.5%減になっている。ロイターがエコノミストの予想を集めたところでは0.2%減だった。それでも、エコノミストの間には、「11月に1.2%増になっており、2か月の平均は0.4%増だ。取り立てていい数字ではないが、その前の5か月間の平均が増減ゼロだったことを考えるとまだましだ」とする意見もある。

 貿易では、エコノミストは12月は2億ドルの出超と予想していたが、現実には14億ドルの入超となった。その大きな原因は輸入価格が跳ね上がったことにあると伝えられている。
■ソース
ASX: $60 billion wiped off Australian share market

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