失業率12年ぶりの高率にじわじわ上昇

今年のクリスマスは最悪との予想も

■出典
Unemployment hits 12-year high despite jump in job creation: ABS
 オーストラリア統計局(ABS)の統計数字によれば、11月の失業率が12年ぶりの高率に達した。

 11月には新規に43,000人の雇用が生まれていたが失業率が6.3%と2002年9月以来の高率になっている。ABSの推定では、先月11月には季節調整後でパートタイム雇用40,800人、フルタイム雇用が1,800人増えている。しかし、被雇用者と求職者を合わせた労働力率も64.7%に増えており、雇用増大を相殺して失業率を押し上げることになった。

 ブルームバーグがエコノミスト27人を対象に行った調査では、ほとんどの回答者が失業率を6.3%前後と予想していた。12月11日午前11時30分(AEDT)のABSの発表直前には1豪ドルが83.5米セントだったものが、予想以上の雇用創出数を評価して1豪ドルが83.7米セントに上昇した。

 ただし、新規雇用のほとんどがパートタイムで、フルタイムはごくわずかという結果は思わしくなく、11月の総労働時間は0.3%低下している。この傾向は同日にABSが発表した四半期の不完全雇用にも表れており、9月から11月までの四半期には不完全雇用が前3か月から0.3%上昇して8.6%になったと推定されている。これを失業率と合わせると労働年齢の15%、前四半期比較で本人の希望に反して短い労働時間に甘んじている労働者が0.6%増えている。(Ratei)

新着記事

新着記事をもっと見る

NICHIGO CHANNEL

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る