北部準州ガス経済が強力に成長中

鉱石依存のWA州経済は低迷が進む

 1月19日付ABC放送の報道によると、北部準州(NT)経済の成長が著しく、NSW州と肩を並べる位置に入った。一方、最近まで地下資源ブームに乗って活発だったWA州の経済は世界的な需要落ち込みの影響で低迷を続けている。

 同社が四半期ごとに出している「州経済状況」報告書の最新版によれば、経済成長率でNTがこれまでトップだったNSW州と肩を並べるところまで進出している。そのNSW州も以前にはやや低迷、鉱山開発景気にわくWA、QLD両州がトップを競っていたこともある。しかし、鉱業州の開発段階が終わり、操業段階に入る頃には世界的に鉱業資源需要停滞が始まり、3か月前にNSW州がトップに躍り出た。

 ただし、NSW州とNTの経済の柱には共通点があまりなく、NSW州の経済成長は住宅部門が牽引しており、NT経済成長は沖合の天然ガス開発プロジェクトに負っている。また、NTは8種のインジケータのうち5つまでトップにあるが、NSW州は主として人口増加と住宅建設に負っていると分析されている。

 さらに、「NTは他の州と比べて経済規模がはるかに小さく、短時間で雇用や支出が急増し、ランキングで急変することがある」と分析されている。

 WA州は3年間トップの座にあったが、前四半期に滑り落ち始めて現在は第3位に入っており、次いでVIC州、QLD州、ACT、SA州、TAS州となっている。ただし、WA州は鉱山開発から鉱業産品への投資に移行しており、今後、これまでよりバランスの取れた成長が見られると予想できる」と予想されている。(Ratei)
■ソース
Northern Territory joins New South Wales as Australia’s strongest economy while Western Australia slips

http://www.abc.net.au/news/2015-01-19/nt-joins-nsw-as-strongest-economies-while-wa-slips/6024348

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