中銀、政策金利2.25%据え置き

大方のエコノミストの予想裏切る

 3月第一火曜日の3日、中銀(RBA)理事会は現行の政策金利2.25%の据え置きを発表した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 先月の中銀理事会では、「2.5%据え置き」と予想した大方のエコノミストを驚かせる0.25%引き下げを決定したが、今月は「0.25%引き下げて政策金利を2%に」と予想した大方のエコノミストを再び驚かせ、2.25%据え置きを決めた。

 しかし、間もなくさらに利下げがあるとの観測は薄れない。金融市場も利下げを予想して動いていたが経済の軟化、特に鉱業部門、非鉱業部門とも投資計画を縮小しているという先週のデータにもかかわらず、中銀は据え置きを決めている。ただし、利下げがなくとも、現在の公式借り入れコストは1990年代に中銀が政府のコントロールを離れて独自に通貨政策を取るようになって以来最低水準になっている。

 グレン・スティーブンズ中銀総裁は、「先月の理事会で通貨政策を緩和しており、しばらく安定させるのが適切と考えた。今後、持続性のある需要成長を図り、インフレ率を目標範囲に収めるためにさらに緩和すべき場合もあるかも知れないが、その時には理事会が検討する」と述べている。

 総裁のその一言でさらに利下げ予想が強まることが考えられる。今回、利下げはないと判断したエコノミストも近々の利下げは必至と考えており、セント・ジョージ銀行のハンス・クネン主任エコノミストは、「私たちは5月利下げがもっとも有力だと考えている」と語っている。

スティーブンズ総裁は、「住宅不動産価格上昇、特にシドニーなどで異常に高まっており、バブルの破裂が危惧されるが、銀行が適切にリスクの評価と抑制を行っている」と語った。
■ソース
Reserve Bank keeps interest rates on hold at 2.25 per cent

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