中銀、政策金利を2.25%で据え置き

トレーダーは4月も切り下げを期待

 4月7日、中銀(RBA)理事会は、政策金利2.25%を据え置くことを決定した。トレーダーの多くはこの日の利下げを期待しており、その期待がすかされた格好だ。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 2月の25ベーシス・ポイント利下げは意外感を持って受け止められていたが、近いうちにさらに利下げがあるという観測も聞かれ、トレーダーは「利下げ確率75%」としていた。しかし、3月4月と2か月連続で据え置きが決まった。午後2時30分に政策金利据え置きが発表されると、76米セント未満になっていた豪ドルが一瞬にして77セント後半まで跳ね上がった。また、オーストラリア・ドルはニュージーランド・ドルとほぼ同じ水準まで下がり、100.6NZドルになっていたが、金利据え置きが発表されるとすぐに101.98NZセントに跳ね上がった。

 トレーダーの観測とは異なり、ブルームバーグが行っている30人の銀行エコノミストを対象にする調査では、17人が据え置きを予想していた。ただし、「4月の利下げはないが、5月にはあるのではないか。先月には鉄鉱石が25%下落しているが、まだ利下げする段階ではない」との観測もあった。

 金融市場では、「少なくとももう一度利下げがある。2015年いっぱい2.25%が続く確率はわずか2.6%。これからまだ2度以上の利下げがあるはず」との観測が強い。RBAの最近の数字では、銀行の平均標準変動ローン利率は5.65%、ディスカウント利率が4.8%となっており、1968年以来最低の水準とされている。
■ソース
Reserve Bank leaves interest rates on hold at 2.25pc

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