オーストラリア、中国と自由貿易協定

10年間の交渉の末、日本、韓国に続き

 6月17日、オーストラリアが10年の交渉の末に中国と自由貿易協定に署名したことが報道された。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 同日、キャンベラにおいて、トニー・アボット連邦首相は、中国の高虎城商務相と協定に署名し、アボット首相は、「両国にとって歴史的なできごと」と語っている。

 さらに、「両国の自由貿易協定交渉チームは両国の歴史に残る事業を果たした。両国、その地域、世界が前進するだろう。この協定で両国はこれまでになかったレベルで互いの市場に参入できるようになる」と語っている。さらに、「日本、韓国に加えて、今、中国との協定を実現し、今後、貿易と投資の機会が広がるだろう」としている。

 今後、協定は、連邦議会で批准されなければならないが、政府は、「この協定発効後はオーストラリアからの輸出商品の85%が中国の輸入関税を取り除かれ、最終的には95%が非関税になる。酪農、牛肉、水産物の関税は数年以内に完全に廃止される他、オーストラリアからの地下資源、エネルギー資源も中国で非関税になる。

 アボット首相は、「我が国は貿易立国として世界有数であり、我が国の繁栄は貿易と、貿易がもたらす雇用、経済成長に負っている。また、国内消費者にとっては、自動車、衣料、電子製品その他、中国からの輸入品の価格が下がることになる」と語っている。オーストラリアから中国への輸出商品は最大40%の関税がかけられている。アンドリュー・ロブ貿易大臣は、「この歴史的な協定で、我が国にとって最大の貿易相手国との貿易関係が確保されたことになり、将来の財、サービス、投資などの触媒として成長に貢献するだろう」と語った。(Ratei)
■ソース
Australia and China sign ‘history making’ free trade agreement after a decade of negotiations

http://www.abc.net.au/news/2015-06-17/australia-and-china-sign-free-trade-agreement/6552940

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