民族差別団体の作品使用を拒否

ロック歌手の愛国的唱歌無断使用に

 反イスラムを掲げる民族差別右翼団体連合の「Reclaim Australia」が集会とデモ行進でロック・バンド「コールド・チズル」の作品を鳴らしたと伝えられているが、バンドのボーカル、ジミー・バーンズさんが自分のフェースブックで、「この団体は自分の考えとはまったく相容れないし、彼らを支持もしない」と発言、同団体に対して、自分の作品を使わないよう申し入れ、同団体も今後は使わないと宣言した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 使われたのは「Khe Sanh」という曲で、自分の曲が使われることには反対しないが、その団体のメッセージには反対だと述べている。

 同団体は、「バーンズはオーストラリアのアイコンであり、個人的にはこれからも支持し続ける。作品を使うことを拒否されたのは残念だが、その意思には従う。バーンズさん、Reclaim Australiaが民族差別団体だという報道を信じるのは間違いだ。残念なことに狂信的なグループも混じることは避けられないが、できるだけ排除するようにしている」と述べている。

 バーンズさんの広報は、「すでに書いた以上のことを述べる意図はない」と発表している。バーンズさん自身は、「私が愛しており、歌に描いているオーストラリアは寛容なオーストラリアだ。すべての者に開かれ、与えることを知っているオーストラリアだ。すべての異なる人々を受け入れる土地であり、多様な人がいてこそオーストラリアは力強くなる」とフェースブックで述べていた。バーンズさんは、タイ生まれのジェーンさんとの間に4人の子供がいる。
■ソース
Reclaim Australia ‘deeply saddened’ by Jimmy Barnes’ request to not use songs at future rallies

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