全国各地の映画館でジブリ作品22本上映月間

ジブリ・ファンがCosplayで集まる

 オーストラリアで大ブームにはならなくても新作が発表される度にファンを増やしてきたのが日本のジブリ・アニメで、作品に込められた思想性から大人の間でも評価が高い。そのジブリ作品22本を1か月間、全国各地の映画館でマラソン上映する企画が始まった。

 ABC放送(電子版)が伝えている。

 8月24日の「Studio Ghibli Films in Australia」オープニング・ナイト・プレミアには全国で2000人を超えるファンがジブリ作品のキャラクターのセーター、Tシャツを着たり、バッグを抱え、あるいはなりきったコスプレ姿で映画館に集まった。

 上映される作品にはオスカー受賞作の「千と千尋(Spirited Away)」や「となりのトトロ(My Neighbour Totoro)」も当然含まれている。

 ABC放送は、メルボルン・セントラルのホイツ・シネマにトトロを抱えて現れたピーター・ハワードさんとルース・リチャーズさんのカップルの言葉を伝えており、リチャーズさんは、「トトロは子供向けの単純な話なのに作品に深いものが込められている。見る度に何か新しいものを見つけることができる」と語っている。

 また、会場ではオーストラリアのアーチスト、作家であり映像作家でもあるショーン・タンさんが講演し、タンさんのデザインしたスタジオ・ジブリ記念ポスターが頒布された。タンさんは友人の部屋でトトロのぬいぐるみを見てジブリ作品に取りつかれたと語っている。

 オーストラリアでジブリ作品を配給しているマッドマン・エンターテインメントのベン・ポロック・マネージャは、「ジブリは広い層にファンを持っており、映画館が地域社会に向き合うきっかけになっている。この企画も反応はすごいものだ」と語っている。

 映画館の中にはファンにコスプレで集まるよう呼びかけ、賞品も用意しているところがある。

 ABC放送は、「宮崎駿(76)は、2013年に引退を表明していたが、ジブリ最新作で再び監督を務めている」と伝えている。
■ソース
Studio Ghibli film showcase kicks off at cinemas around Australia

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