ドクター・ブレーク俳優、ABC、フェアファクスを告訴

クレーグ・マクラクラン、セクハラ報道で名誉毀損

 2月2日、舞台とTVで活動している俳優のクレーグ・マクラクラン氏がABC放送とフェアファクス・メディアを名誉毀損で告訴した。著名法廷弁護士のスチュアート・リトルモアQCを通じてNSW最高裁に訴えている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 訴えは両メディアがマクラクラン氏が数人の共演者らにセクシャル・ハラスメントを働いていた容疑を報道したことに関係するもので、両メディアの合同調査で、2014年に舞台で上演されたロッキー・ホラー・ショーの中心人物、フランクン・フルター博士を演じたマクラクラン氏が3人の共演女優らに強制わいせつ行為、脅迫、いやがらせを働いたという証言を伝えた。

 現在、VIC州警察はこの訴えに基づいて捜査を進めているが、マクラクラン氏は訴えを事実無根と否定している。

 マクラクラン氏が主演するテレビ・ドラマ、「ドクター・ブレーク・ミステリーズ」の撮影現場でも、マクラクラン氏が共演者やクルーにセクハラを働いたという証言があり、プロダクションのディセンバー・メディア社が外部の職場コンサルタント、フィオーナ・ビゲリ氏に調査を依頼した。ビゲリ氏が共演者、クルー多数と面接聞き取りするなどの調査をした結果、マクラクラン氏にはセクハラの行為はなかったが、制作の現場は「猥雑で粗野」な職場風土があり、居合わせた俳優やクルーも人によっては不快に感じる可能性があると報告している。

 この報告を受けたディセンバー・メディア社は、「報告書は、クレーグ・マクラクランにせよ、ドクター・ブレーク制作に関わっている他の誰にせよ、セクシャル・ハラスメント、性的不品行、職場のイジメも見つからなかった。面接を受けた人々は撮影現場には職場独特のユーモアがあり、その内容は性的、ワイセツ、猥雑、粗野と考えられることもある。また、そのようなユーモアに関連した行動も人によっては不快と感じることもあると思われる。当社は、職場での言動について適切な規則を定めているが、報告書は、世界的に認められているベスト・プラクティスに沿って職場風土を改善するよう勧告している。当社は勧告に従い、この業界全体と共有することを目指すつもりだ」との声明を発表している。
■ソース
Craig McLachlan launches defamation action against ABC, Fairfax over sexual harassment allegations

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