農相、ジョニー・デップに「米送還か薬殺か」と迫る

「カリブの海賊」が飼い犬2匹密輸入
シリーズ映画作品「パイレーツ・オブ・カリビアン」の主人公ジャック・スパロウ役を演じるハリウッド映画スター、ジョニー・デップ氏が、飼い犬のブーとピストルを連れ、シリーズの新作撮影のため自家用ジェット機でオーストラリアに来ているが、2匹の飼い犬を検疫を通さずにオーストラリア国内に持ち込んでいたことが明らかになり、バーナビー・ジョイス連邦農相は、「5月16日中に2匹の犬をアメリカに送り返すか、さもなければ2匹を薬殺することになる」と警告している。
ABC放送(電子版)が伝えた。
「パイレーツ・オブ・カリビアン」のロケがゴールド・コーストで行われており、デップは手の負傷の手術をするため、3月に一旦アメリカに戻っていたが、4月末にゴールド・コーストに戻ってきていた。しかし、2匹の犬を地元のペット美容室に連れて行ったことからデップが2匹を空港検疫に届け出ずにオーストラリア国内に持ち込んでいたことが発覚した。
オーストラリアの検疫関係法によれば、輸入条件を満たさずに輸入された生体動物は検疫隔離され、国外に輸出するか殺処分することが規定されている。そのため、農業省職員がデップらの滞在している邸宅に赴き、3日間の猶予を与えた。14日朝にはジョイス農相が、「デップには50時間の猶予が与えられた。この国に動物を持ち込む場合には手続きがある。まず許可を取り、動物を検疫隔離し、その後に引き取ることができる。もっともセクシーな男とされる映画スターのために法律を破っていいなら誰でも法律を破っていいことになる」と語っている。
米大使館スポークスウーマンは、「我が国は国民に対して海外に旅行する時はその国の事情をよく調べ、遵守するよう呼びかけている」と発表し、濠太剌利政府の対応を支持している。一方、ジョイス農相の発表後、デップ・ファンのシドニーの女性が発起人になって陳情書ウエブサイトのchange.orgでデップの2匹の犬を特別待遇するよう陳情する呼びかけが始まった。2時間で1,000人の署名が集まっている。しかし、犬を救えという意見が多く、デップと政府に対しては批判が集中していると報道されている。
■ソース
Johnny Depp’s dogs Boo and Pistol could be put down if they stay in Australia, Barnaby Joyce warns

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