メルボルン・テロ扇動の英少年に実刑

豪人そそのかし、アンザック・デーに

 2015年4月25日のメルボルンでのアンザック・デー・パレードにオーストラリア人をそそのかして警察官を対象としたテロ攻撃を扇動したとして、裁判を受けていたイギリスのティーンエイジャーが最低5年の実刑判決を受けた。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 この容疑者は当時14歳で、イングランド北部の住宅の自室から、パレード警備の警察官に自爆攻撃を計画し、そそのかしていたとされている。裁判では、サンダース判事が、「熟考した結果、被告人に終身刑、最低5年間は仮釈放を認めない実刑を言い渡すことを決めた。未成年ながら被告人は、攻撃実行犯を励まし、支援し、ためらうことがないように図るなどしており、計画では重要な役割を演じている。もし、当局が阻止しなければ被告人は最後まで計画を進め、何人かの人々の死に至ることを意図し、かつ望んでいた」と述べている。

 さらに、わずか14歳の少年がこのような凄惨な犯罪に加担し、人間が死ぬことを意図し、かつ願うなどしたことは身の凍るような思いがする」と述べている。被告人は成人するまでの3年間を少年刑務所で服役する。

 今年3月、メルボルンでテロ対策班の一斉家宅捜索で5人が逮捕される直前、少年は教師の首をはねると脅したために警察に逮捕された。

 裁判で、被告人の弁護人は、「逮捕後、少年施設に置かれて変化した。裁判で有罪を認めるなど改悛の情があった」と主張、さらに、「この犯罪計画の首謀者は被告人ではなく、メルボルンの男だ。イギリスとオーストラリアの警察がメルボルンで容疑者数人を逮捕してようやく計画が停止された」と語った。

 メルボルンの容疑者は、現在オーストラリア国内でテロリズム関係の裁判を受けている。
■ソース
British teen jailed for inciting terrorist attack at Anzac Day parade in Melbourne


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