誤って振り込まれた330万ドル使い込み、詐欺罪で訴えられる

マレーシア人女学生、出国直前にシドニー空港で逮捕される

 銀行が誤って自分の口座に振り込んだ460万ドルを贅沢品に使い込んだマレーシア国籍の女学生がマレーシア渡航しようとしてシドニー空港で逮捕、詐欺罪で起訴された。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 クリスティーン・ジアシン・リー(21)は、5月4日夜に逮捕され、5日にウエバリー地裁に出廷した。リー被告人は緊急発行のマレーシア旅券を使って出国しようとした。起訴理由書によると、リー被告人は、自分のウエストパック銀行預金口座に銀行が誤って当座貸し越し特典を付けたことから、次々と金を引き出し、総額は460万ドルに達した。そのうち、銀行が回収できたのは130万ドルだけだった。

 被告人は、引き出した金をハンドバッグなど贅沢品に使った。起訴内容は、欺罔により経済的利益を得た容疑の他、犯罪収益と知りながらこれを手に入れた容疑となっているが、リサ・ステーブルトン簡裁判事は後者については、「口座の金は犯罪収益ではない。単に夢のような金だ。容疑立証は困難」と指示した。

 リー被告人は化学エンジニアリング学科の3年間を終え、4年目は先に延ばしていた。また、オーストラリアには5年間居住しており、詐欺容疑で3月に逮捕状が発行されていた。保釈請求で、被告人のボーイフレンドが、$1,000の保釈金を預け、マレーシア旅券を提出すること、1日に2度警察に出頭することなどを条件に保釈が認められた。

 シドニー市警では、「銀行が誤って自分の口座に金を振り込んだ場合、あるいは本来ないはずの当座貸し越し特典が口座に付けられていた場合には、口座の金融機関に連絡し、訂正させること。自分のものではない金を使い込んだ場合、犯罪が成立する」と説明している。
■ソース
Woman on fraud charge after bank accidentally issues $4.6 million overdraft

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