オベイド元NSW州政府大臣、公務員不正行為で有罪

サーキュラ・キーの喫茶店リースを海事上級官僚に強要

 NSW州労働党政権期に州議会上院議員と州政府大臣を務めていたエディ・オベイド(72)は、州最高裁で公務員不正行為容疑で有罪判決を受けた。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 容疑は、議員時代にシドニーのサーキュラ・キーの喫茶店リース権を与えるよう州政府海事当局上級官僚に強要し、親戚の名義でリースを受けた。その他にも、オベイドの妻子らを含めて脱税容疑がかかっている他、州内の農地を購入後同僚大臣から「炭鉱鉱区」の指定を受け、鉱山企業に転売することで巨額の利益を得るなどの不正行為容疑もかけられている。

 オベイド被告人は、2007年8月から11月までの間、NSW州海事局のスティーブ・ダン副CEOにリースについて働きかけた。オベイド被告人は、喫茶店リースに関して自分や家族に経済的利害関係があることを届け出ていない。オベイド被告人は1999年から2003年まで水産鉱山資源相を務め、ダン証人はNSW州水産局局長を務めていた。

 検事は、「被告人はダン証人をあざむき、リース契約が有権者とのものと思わせ、喫茶店経営の利益の90%を得ていた」と述べている。陪審団は24時間足らずの評議でオベイド被告人に有罪の評決を下した。

 マイク・ベアード州首相は、「オベイドの行為はおぞましい限りだ。議員年金剥奪が可能かどうかアドバイスを求めている」と語った。また、ルーク・フォリー労働党党首は、「オベイドがようやく正義の裁きを受けたことを喜んでいる。懲役刑を受けても悲しまない。彼の行為は民主主義に巣くったがんだ」と語った。労働党政権で州首相を務めたモリス・イエマ、クリスティナ・ケネリー両氏も今日の判決を支持している。特にケネリー氏は、「以前に、オベイドは100年に1度の腐敗の洪水だ。ICACの調査に続く調査を見てきたし、証言台に立ったこともある」と語った。
■ソース
Eddie Obeid found guilty of misconduct in public office while member of NSW Upper House

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