託児所政府補助金詐取で2,700万ドルのテロ資金

連邦警察、ラケンバのファミリー・デー・ケア・ビジネス手入れ

 シドニー首都圏西部ラケンバ所在のファミリー・デー・ケア・ビジネスが、国内の託児所連邦政府補助金制度を悪用し、2,700万ドルという巨額を詐取し、海外のテロ活動資金として密かに海外に送金していた容疑で連邦警察(AFP)の対テロ取締り班の手入れを受けた。AFPでは、連邦政府補助金詐取とテロ活動支援の双方の容疑で証拠固めを進めている。

 ABC放送(電子版)が伝えた

 このビジネスのオーナーで今回逮捕されたモハマド・オマール(27)とイブラヒム・オマール(25)の兄弟は、2012年以来、ビジネスに登録している600近い世帯のファミリー・デー・ケア・サービスを通して連邦政府の託児所手当やリベートを請求し、総額で2,700万ドルを超える金を詐取した容疑がかけられている。

 オマール兄弟のビジネスに雇われていたファミリー・デー・ケア・エデュケーター2人が今週逮捕されており、この2人も連邦政府から詐取した容疑で起訴されている。

 逮捕されたエデュケーターの1人、アリ・アサド(22)は、シドニー・イスラム・センター「Markaz Imam Ahmad」の管理者も務め、シドニーのイスラム系慈善団体、「Dar al Quran wa Sunnah」の事務局長もしており、この団体は、レバノン政府から、イスラム国に資金援助をしていた容疑で追及されている男を雇っていた。

 アサドは、昨年度、ムアバンクの自宅で複数の子供を預かっていたとして、$152,000を超える金額を託児所手当として請求し、受け取っていたが、その期間、実際にはマレーシアのクアラルンプールにいたことが明らかになっている。さらに、8月10日にAFPが逮捕した時は、サウジアラビアへの渡航準備をしていた。

 今回のAFPによるラインフェルズ作戦のメインは、フサイン・ダンダチ(26)で、ダンダチはオールド・ギルドフォードの自宅で逮捕されている。ダンダチは2015年10月にシドニー国際空港から中東に飛ぼうとしたところを阻止され、パスポートも取り消されている。
■ソース
Two men charged with childcare fraud in multi-million-dollar counter-terrorism investigation

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