男性介抱して電撃銃で射たれ逮捕起訴公訴棄却

男女、WA州政府相手取り110万ドル超える勝訴

 警察官にテーザー・ガンで射たれたカップルがWA州政府を相手取って起こしていた民事訴訟で法廷は2人の言い分を認め、WA州政府に対して、2人に合計110万ドルを超える賠償をするよう命令した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 2008年11月の夜、WA州フリーマントルのエスプラネード・ホテル前を歩いていたキャサリン・アトムズさんとロバート・カニンガムさんの2人は木立に倒れている男性に駆け寄り、介抱していたが、間もなく駆けつけた警官に電撃銃で射たれ、公務執行妨害で逮捕、起訴されたが、裁判所で公訴が棄却され、無罪放免された。それを受けて2人は警察官の雇用者であるWA州政府を相手取り、「暴行と不法監禁」の損害賠償民事訴訟を起こしていた。

 12月9日、WA州の地裁のフェリシティ・デービス判事は原告側の主張を認める判決を下したが、詳細は発表されていない。命令はWA州に対して、アトムズさんに$1,024,822.11を支払い、カニンガムさんには$110,304.10を支払えとしている。

 しかし、被告側の弁護団が賠償額算出方法をめぐって異議を出しており、デービス判事は来週に最終的な命令を出すことになっている。

 カニンガムさんは博士号を持ち、WA大学法学部で教える准教授。原告2人の弁護人、フィル・グリーソン弁護士は、「警察は2008年11月2日に大きな過ちを犯した。依頼人の2人は判事が事実関係と証拠を完璧に精査したことを喜んでいる」と語った。
■ソース
Couple tasered, detained by police in Fremantle awarded more than $1m in damages

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