QLDの男、生後31日の乳児殺害で懲役9年

「31日の短い生涯の毎日が拷問だった」と判事

 QLD州在住の男が、パートナー、セーラ・ムーニーの娘に毎日のように暴力をふるい、死なせた事件の裁判で判事は懲役9年を言い渡した。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。

 マイケル・ジョン・ハンフリーズ被告人(31)は、2012年9月にペイジちゃんを死なせたが、裁判で有罪を認め、故殺でより軽い量刑を言い渡されたもの。

 1月27日のQLD州ブリスベン最高裁は、検死解剖の報告書を受け、ペイジちゃんが31日の間に毎日のように後頭部を強打され、口に鈍器を突っ込まれ、四肢がねじられたり、強く揺すられたりしたほか背骨のあたりには手の形をした傷も残っていた、などの証言が出された。

 デビッド・ボディス判事は、「ペイジちゃんの体には傷のないところがほとんど残っていない状態だった。人間が、わずか31日の乳児にこのような暴力を振るうことができるとは信じられないことだが、まして、この自分を守るすべもない乳児の保護をしなければならないはずの人間がこのような暴力を振るっていたことはまったく信じがたいことだ」と述べた。

 さらに、「この犯罪は冷酷非道であり、意図的であり、まったく弁解の余地がない」としつつも、「被告人がその行為を悔いているという言葉を疑うものではない。懲役10年は長すぎる」と述べた。

 ハンフリーズ被告人は2016年末に故殺(manslaughter)の有罪を認めることで謀殺(murder)有罪判決を逃れたが、数々の犯罪歴があり、ペイジちゃん殺害時も大麻とアイスの影響下にあったとしている。また、子供の頃に馬に頭を蹴られ、脳障害を負ったと証言されている。

 ムーニーは、「ハンフリーズとの生活は、いつも彼におびえていなければならなかった。彼は誰か他の者がペイジを殺したと言っていた」と証言している。

 ハンフリーズは7年の服役で仮釈放が受けられ、これまでの収監期間を差し引いて、2021年には出所できる。
■ソース
Queensland man jailed for torturing baby to death

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