バリの警察官殺害事件豪被告人に懲役4年

主犯の英人男は犯行を認め、懲役6年

 バイロン・ベイ出身のセーラ・コナーは、インドネシアのバリ島の砂浜でイギリス人のボーイ・フレンド、デビッド・テーラーと共同して警察官を襲い、殺害した容疑で起訴されていたが、4か月におよぶ裁判の末、3月13日の判決言い渡しで懲役4年を言い渡された。コナー被告人は未決留置期間の7か月を差し引かれる。コナー被告人は裁判で終始殺人については無実を主張し、テイラーが警察官を殺害した後、証拠品を破棄したことだけを認めていたが、裁判官は検事側の主張を認め、コナー被告人を共同正犯と認定した。

 一方、テイラー被告人は、被害者のワヤン・スダルサ警察官に暴力をふるったことは認めたが正当防衛を主張、判決で懲役6年を言い渡された。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。

 2016年8月17日、バリ島のクタ・ビーチの砂浜で35年警察に勤めてきたスダルサ警察官が殴打され、42箇所を負傷して死んでいるのが見つかった。

 判決で、裁判官は、「コナーが警察官身分証を切り裂いて証拠を隠滅しようとした」と認定、コナー被告人の「身分証を誰かに悪用されないように破棄しようとした」という主張を退けた。

 また、争いのさなかにコナー被告人は被害者の腹の上に座っており、コナー被告人は「テイラーと警察官を引き離そうとした」と主張したが、裁判官はこれも退け、「コナー被告人は警察官が反撃しないように押さえ付けていただけ」と断定した。ただし、コナー被告人には2人の子供がおり、子供の父親とは離別していることを情状酌量として認めた。

 検事は、両被告人にそれぞれ8年を求刑していたが、両被告人とも、被害者に対して暴力を振るったのはテイラー一人だと証言していた。コナーは裁判当初には無罪を言い渡され、釈放されるものと期待していただけにテイラーと同じ求刑と知ってショックを受けていた。

 9歳と11歳の2人の息子は現在はバイロン・ベイの父親の許に生活している。
■ソース
Sara Connor sentenced to four years’ jail over Bali policeman’s death

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