クォッカ虐待ビデオ、インターネットに載せ、罰金刑

虐待実行者の裁判は5月に結審の予定

 クォッカ・ワラビー、またはクォッカはかつてはオーストラリア大陸WA州各所に棲息していたが開発や肉食獣の持ち込みで激減した。この動物は人なつっこく、また顔が笑顔に見えるため、独特の人気がある。

 このクォッカを足蹴にして痛めつけている男の姿をビデオに撮影し、インターネットに載せた男とクォッカに暴力を振るった男の2人の裁判が進んでおり、撮影者は3月13日に罰金刑を言い渡された。実行者は5月に結審する予定。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 クォッカはWA州の沖合の観光地、ロットネスト島に多く繁殖が進んでおり、同島の名物にもなっている。

 コリー・ダグラス・ジェームズ被告人(21)は、2月に島の宿舎の前庭の狭い囲いで若い男がクォッカを追い回して蹴り、コンクリートの壁に叩きつける場面を撮影した。

 3月13日のフリーマントル簡裁で、検事が、「この暴力事件後、被害を受けたクォッカを見つけることができず、被害を確認することができない」と陳述し、動物残虐行為容疑が一等引き下げられ、またジェームズ被告人が動物虐待を認めたため、その場で罰金$3,500を言い渡された。また、被告人は、「有罪判決の消滅」を申請したがこれは拒否された。

 ニコール・ヤング弁護士は、「被告人は当時相当に酔っており、事件後、自らの幼稚で残酷な行為を後悔している。板金工として働いており、ミュージック・フェスティバルのために仲間とロットネスト島に来たばかりだった。ビデオをインターネットに流したため、社会的な猛非難を浴び、生命も脅かされ、また、雇用主が被告人の安全を保証できないため、失職した」と陳述している。

 クォッカを蹴ったハリソン・アンガス・マックファーソン(19)は、法的相談を受けるため、裁判を5月まで延期された。
■ソース
Quokka abuse: Man who filmed Rottnest Island attack fined after guilty plea

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