タブコープ、マネー・ロンダリング・テロ資金法違反

108回の通告義務違反で罰金4,500万ドル

 国内大手公認賭博企業のタブコープが、マネー・ロンダリング禁止法、テロ資金防止法違反で4,500万ドルという巨額の罰金を言い渡された。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 連邦裁は、過去5年間にわたって同社が扱う賭博に関連して108回の不審な行動があったにも関わらず、これを管理当局に通報することを怠ったと認定した。

 タブコープは、マネー・ロンダリングやクレジット・カード詐欺などの違法行為が疑われる行動がありながら、それをAustralian Transaction Reports and Analysis Centre (AUSTRAC)に通報しなかったことを認めた。連邦裁のペラム判事は、「タブコープは、10万ドルの賞金を引き出した客を当局に通報することを怠った」としている。

 民事罰で4,500万ドルの罰金という額はオーストラリアの法人の歴史でも最高額とみられる。AUSTRACのポール・ジェフトビッチCEOは、「タブコープは、その事業を犯罪組織やテロリストに違法行為の資金源として利用されることがないよう努めなければならないが、十分な努力をしなかった。同社のマネー・ロンダリング、テロリズム資金監視機能はしばしば人手不足であり、同社幹部管理職はこの2つの違法行為に関する報告書をしばしば受け取っていなかった。法人ガバナンスとして深刻な怠慢であり、罰金の額はその怠慢の深刻さに釣り合った額である」と判決文で述べている。

 タブコープは、罰金と裁判費用は次回財務報告で大きな項目になることを認めている。
■ソース
Tabcorp fined $45 million for breaching money laundering, terrorism financing laws

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