保険金詐欺のピザ・ショップ・オーナー逮捕される

メルボルン、雇った放火犯ヤケドして指紋で足つく

 メルボルンのピザ・ショップ・オーナーが資金繰りに困り、保険金目当ての放火を企んだが雇った放火犯が放火の際にヤケドを負い、そこから足がつき、オーナーは9年の実刑判決を受けた。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 事件が起きたのは2013年8月、セント・アルバンズのピザ・ショップから出火しており、3階に8人が眠っていた。この事件で、オーナーのデエレック・マックパッデン(32)が逮捕され、VIC州郡部裁判所で審理が進んでいた。

 検事側は、「マックパッデンは、経済的に困っており、常連客の一人とレストランに放火し、保険金を犯罪を仕組むことを考えた。しかし、事件の夜に雇われた男は、店内にペトロールを撒いている時に自分の体にもペトロールを浴びてしまい、シガレット・ライターで放火した際に、自分で浴びたペトロールに引火した。

 パニック状態になった放火実行犯は蛇口やトイレの水で火を消そうとした。その後、テーブルを使ってレストランの窓を破り、マック・パッデンが待っていた車に逃れた。実行犯が車にたどり着いた時には服と親指が焼け落ちてしまった。

 警察は通りで焼け落ちた親指を発見し、指紋を採取して前科者のデータベースと照合し、難なく実行犯を突き止めることができた。実行犯は逮捕されて病院に運ばれ、医者から人工的昏睡措置を受けて2週間にわたり集中治療を受けた後、リハビリテーションを受けなければならなかった。実行犯は裁判で22か月の実刑を受けた。

 一方、マックパッデン被告人は、男に5万ドルの報酬を約束し、自分には何十万ドルもの保険金を受け取るはずだった。

 法廷では、「被告人はまったく悔悛の情が見られない。上階に大勢の人が眠っているのを知りつつ建物に火をつけようとした」として、実刑判決を受けた。
■ソース
Burnt thumb helps convict pizza shop owner who had shop torched for insurance money

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