ウィンザー、二重国籍問題で連邦裁に陳述書

2016年選挙でジョイス議員に次点で敗北

 NSW州ニューイングランド選挙区出身のバーナビー・ジョイス副首相がオーストラリアとニュージーランドとの二重国籍資格を持っていたことが明らかになり、ジョイス議員は、二重国籍者の連邦被選挙権を禁止する連邦憲法第44条の判断を連邦裁に預けた。

 これに対して、2016年の連邦総選挙でジョイス氏に次点で敗北したトニー・ウィンザー元無所属連邦下院議員が証人出廷の許可を求める陳述書を連邦裁に提出した。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。

 ウィンザー氏は、ニューイングランド選挙区選出議員を務めた後、2013年に一旦政界を引退していたが、2016年には保守連合政権のジョイス国民党党首がニューイングランド選挙区を代表することに反対し、無所属で出馬したが次点で敗北した経歴がある。

 8月24日に開かれる高裁の指示審問でウィンザー氏に原告資格がないと判断される可能性もあるが、資格を認められる可能性の方が高い。高裁でジョイス氏は有効な被選挙人資格を備えていなかったと判断されれば補欠選挙が行われることになり、ウィンザー氏も同選挙区から出馬する可能性がある。

 8月21日、連邦政府のスティーブン・ドナヒュー法務局長が、ジョージ・ブランディス法務長官の代理として連邦高裁に、「ジョイス氏は選挙当時ニュージーランドの市民であった」とする陳述書を提出している。

 しかし、8月初めには、高裁において、ジョイス氏自身が、「ニュージーランドにおいては、自分が生まれた時には父のニュージーランド国籍がそのまま自分に伝えられるのかどうかについてはまったく身に憶えがないとしている。
■ソース
Tony Windsor joins the High Court fight against Barnaby Joyce over dual citizenship

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