検事局と司法取引成立し、懲役最高6年

コロンビアでコカイン密輸のセインズベリー容疑者

 2017年4月12日、コロンビアの首都ボゴタのエル・ドラド国際空港で出国しようとしたアデレード出身のカサンドラ・セインズベリー(22)は、所持品のスーツケースに詰めたヘッドフォンのパッケージ18個から5.8kgのコカインが見つかり、逮捕、起訴された。

 コロンビアの法律ではこの量の所持は懲役最高30年が科せられる。

 10月21日のABC放送(電子版)は、セインズベリー容疑者と検事局との司法取引が成立し、懲役最高6年になることが伝えられた。

 セインズベリー容疑者は、当初、コロンビアで知り合った男から、金銭と引き換えにヘッドフォンをロンドンに運ぶよう頼まれたと供述していた。その後、コカイン密輸に協力しなければ殺すと脅されたと供述し、さらにスマートフォンにその証拠が録音されているがアクセスするパスワードを忘れたと供述していた。

 その後も司法取引の試みが続けられていたが、8月には供述の内容を不服とした判事が司法取引を拒否し、裁判が続行されることが決まり、有罪判決が出た場合には懲役最高30年の可能性もあった。

 21日、ABC放送はチャネル9の報道として、「有罪を認めることで検事局と司法取引が成立し、最高刑は6年に縮められた」と伝えている。

 検事局との司法取引は、11月1日に再開される裁判で判事が認めなければ成立しない。ただし、未決拘留中のセインズベリー被告人の態度が良好とする陳述が出されており、判事が司法取引を認めた場合、2年で釈放される可能性もある。

 9月にチャネル9の「60 Minutes」の取材班にインタビューを受けた際には、「ヘッドフォンをロンドンに運べば1万ドルと航空券を報酬としてもらえる合法的な運び屋と思っていた。借金があったため、リスクを冒す気になったのだと思う」と語っていた。
■ソース
Cassandra Sainsbury could serve six years’ jail in Colombia after plea deal reportedly struck

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