メハジェ元オーバーン副市長、逮捕、保釈拒否

暴行罪出廷の朝に偽装交通事故で裁判逃れか

 2015年にシドニー首都圏西部のオーバーンで無届けで市内の道路を閉鎖し、無届けで公園にヘリコプターを着陸させるなどして盛大な結婚式を挙げて話題をまいたサリム・メハジェ(31)元オーバーン副市長が、1月23日、新しく転居したばかりのボークルーズの自宅で逮捕された。メハジェ容疑者は、2017年に暴行罪で起訴されていた自分の裁判に出廷する予定の朝に交通事故を起こして救急車で運ばれ、裁判を逃れていたが、この事故については当初から狂言事故の疑惑がもたれていた。23日、警察は他にも数人を同じ事件の容疑で逮捕している。オーバーン市議会はメハジェが引き金になって遂にNSW州政府が市議全員を罷免した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 メハジェ容疑者は常に複数の刑事民事訴訟で訴えられており、交通事故時も少なくとも2つの暴行事件被告人になっている。

 2017年10月16日、オーバーンに近いリドコムの交差点でメハジェの運転するメルセデスAMGとミツビシ・アウトランダーが衝突し、報道陣のテレビ・カメラの撮影する中で救急隊員の手当を受け、ウエストミード病院に運ばれた。メハジェ容疑者のブレット・ギャロウェー弁護人は、「依頼人は事故当時助手席にいた」と陳述しているが、ビデオではメハジェ被告人は運転席から運び出されている。

 メハジェ被告人は保釈を拒否され、ウエバリー警察署で取り調べを受けている。

 警察は、同偽装交通事故容疑でリドコムで28歳の男1人を逮捕、バンクスタウン警察署に連行した他、同地区で30歳の男と31歳の女のカップルを逮捕している。

 いずれも司法妨害、偽計詐欺共同謀議などの容疑で起訴される模様で、警察では、偽計詐欺共同謀議は同交通事故に関して保険金を詐取しした容疑、司法妨害はメハジェが裁判を逃れるために交通事故を偽装した容疑と発表している。同交通事故ではメハジェだけが負傷し、どちらの同乗者も無傷だった。

 また、逮捕された31歳の女は事故当時ミツビシ・アウトランダーを運転しており、助手席に女性の友人を乗せていたが、その友人も逮捕される見込み。

 事故の朝、メハジェは2017年4月にスター・カシノの前でタクシー運転手のeftpos装置を奪って運転手に投げつけ、さらに携帯電話を奪って車外に投げ捨てたとされている。
■ソース
Salim Mehajer denied bail over car crash before scheduled court appearance

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