男女のケンカで強姦罪の男、相手の女より軽い罰

「不公平だが他法廷の判決を批判できない」と判事

 5年間つき合ってきた男女が口論から暴力沙汰になり、男が女の局所に指を差し込んだため、強姦罪と暴行罪で有罪になり、品行良好命令を受けただけで済んだ。一方、同じケンカで女は暴行罪で3か月の禁固刑に執行猶予というやや重い刑を言い渡されるという奇妙なできごとが報道されている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 キャンベラの男女はいずれも19歳。2017年6月、2人はデート中に口論が発展し、男は女の首をつかみ、枕を女の頭にかぶせた。一方、女は男に噛みつき、男の局所を握って引っ張った。そこで、男は女を押し倒し、指を差し込んだ。裁判で男は犯行を認めている。

 男の裁判を担当したATC簡裁のマイケル・エルカイム判事は、「違法行為の背景がまったく異例だ」と発言しており、女が暴行罪で執行猶予付きの3か月の刑を受けたことに驚いた。しかし、「裁判でどんな証拠が出されたのかを知らないし、他の判決を批判することはできない。それでも、私の判決言い渡しが難しくなる。女性の刑より軽くすると不公平ということになるが、重くするわけにもいかない。通常なら、強姦罪は実刑は免れないが、被告人はまだ若く、犯罪歴もなく、深く反省しており、二度と犯罪を犯さない、そのために教育コースも受けると約束している。しかも、この事件の場合、特に異例なことは、被告人と被害者は今も互いに支え合って、良好な関係を続けていることだ」と述べた。

 エルカイム判事は、強姦罪について被告人に品行良好命令に2年間従うことを承諾する署名を命じ、その間、教育・心理プログラムに出席すること、また、暴行罪についてももう1枚に署名するよう命じた。
■ソース
Canberra man gets lighter sentence than woman he sexually assaulted

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