ドイル前メルボルン市長に対する性的不品行裏付け

独立調査で事実とするのに十分な証拠と結論

 VIC州メルボルン市長在職中にセクシャル・ハラスメント、性的不品行などの訴えが持ち上がり、2018年2月に辞職したロバート・ドイル氏に対する訴えを調べていた独立調査の報告書は、同氏に対する訴えは十分な内容と結論しており、対する4件の容疑が同氏の性的不品行に対する捜査の一部を構成することになる。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 これまでにキャシー・オーク市議とテッサ・サリバン前市議はドイル氏が不適切な性的行為を行ったと訴えていた。特にサリバン前市議はドイル前市長に対する訴えを公表すると同時にメルボルン市議を辞職しており、その6週間後にドイル氏もメルボルン市長を辞職している。

 ただし、ドイル氏は訴えに対して繰り返し公に否認している。

 イアン・フレッケルトン QCが行っていた独立調査で、ドイル市長(当時)の公用車がドイル氏とサリバン市議をそれぞれの自宅に送り届けている際にドイル氏が意図的にサリバン市議の胸に手を置いたことが事実だったとされている。

 また、ドイル氏は繰り返しオーク市議の太ももに手を当てており、ある時にはオーク市議にキスしようとしたことも事実だったとされている。

 また、いずれの場合もドイル氏はかなりの量の赤ワインを飲んでいたと結論している。

 また、サリバン元市議の訴えのいくつかは十分な訴追の根拠にならないとしているが、その内容については触れていない。

 さらに、「当時、市議会は2人の女性市議にとって安全な職場の資格を欠いており、ドイル氏の行為はセクシャル・ハラスメントや重大な不品行にあたる」としている。

 この調査は法的措置ではなく、刑事訴追における「まったく疑う余地のない」証拠よりも低い水準で証拠固めしている。メルボルン市議会のベン・リマーCEOは、「ドイル氏が辞職していなければこの報告書を基に何らかの処分をしていなければならなかった。この報告書の結論は非常に重大だ。その行為はメルボルン市や市議会の掲げる倫理にもとるものだ」と語っている。
■ソース
Robert Doyle: Investigation upholds sexual misconduct complaints against former Melbourne mayor

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