メハジェ元オーバン副市長に選挙違反有罪判決

世間を騒がせた豪華な結婚式が転回点に

 2015年、100万ドルを超える経費を使い、オーバーンの街路や公園を無届けで閉鎖して挙げた結婚式が世間を騒がせ、サリム・メハジェ・オーバン副市長の名前が一挙にシドニー市民の間で知られることになった。しかし、その結婚式がメハジェ氏の運命の転回点にもなった。その後、民事刑事双方で次々と裁判沙汰が続き、以前から128件の選挙違反容疑では遂に有罪判決を受けた。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。

シドニー地裁のビバリー・シュール簡裁判事は、「2012年のオーバン市議選において、妹のファティマ・メハジェ被告人と共に選挙違反を行った。両者は同年7月30日に2人の有罪を証拠立てるテキスト・メッセージ多数を交換している」と判決を下した。

 ファティマ被告人もオーバン市議会選挙に立候補したが落選しており、2017年6月の裁判では、「オーストラリア選挙管理委員会(AEC)に対する偽証申告」など77件の容疑について有罪を認めた。また、ファティマ被告人に対する量刑言い渡しはサリム被告人の量刑言い渡しを待って行われることになっている。

 裁判ではAEC職員が、「2012年7月の選挙人名簿登録締め切り直前になって異常に大量のオンライン登録申請があったため、不審に思った」と証言しており、ファティマのコンピュータのファイルを調べたところ、これらの登録申請の領収書画像が見つかった。しかも、登録申請がいずれもメハジェの家族のコンピュータにつながっているIPアドレスから発信されていたことが突き止められ、捜査で選挙人登録申請者がオーバン市内に居住していないことが明らかになった。
■ソース
Salim Mehajer convicted of electoral fraud

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